都農町の太陽の光をたっぷり浴びて育った新玉ねぎと甘みたっぷりのトマトのアレンジ料理教室

目次

都農町こだわりの野菜と、東京で活躍中の料理家 今井真実さんとのコラボレッスン

都農町では『都農町の食の魅力を発信すること』をテーマに、毎月オンライン料理教室を開催しています。オンライン料理教室では、レッスンのみ参加のプランと、レッスン+都農町の食材のお取り寄せ付プランをご用意。東京の料理家 今井真実さんとコラボレーションし、地元の農家さん直送の新鮮な食材を使用して、お料理の楽しみ方探っていきます。

今回は、旬の新玉ねぎとトマトの料理教室を開催。ゲストには、地元の新玉ねぎ農家の薄田(すすきだ)さんや、醸造家の赤尾さん(オンライン参加)にお越しいただき、丁寧に作られている新玉ねぎについてや、今回作るレシピに合う都農ワインのお話をお聞きしました。当日の様子をレポートしていきます!

料理家今井真実さんは東京で活躍中の料理家さんです。今井さんのレシピの目標は「作った人が嬉しい」と思うこと。日々、レシピをnoteに投稿したり、SNSを通じてお料理にまつわることを、作り手への思いたっぷりに発信されています。とても穏やかな雰囲気で、参加者に寄り添いながらレッスンを進めてくださる今井さん。私も一緒にレッスン受けながら毎回癒されてます。

今回は、旬の都農町産新玉ねぎとトマトのアレンジレシピを教わりました。

皆さん新玉ねぎってどんなイメージをお持ちですか?私は辛い、子どもには食べさせづらいイメージだったのですが、都農町の新玉ねぎはサラダにしても甘く、少し火を通すだけでトロっと甘くなり、子どもたちも大好きな野菜です。もう1つのトマトは、実は都農町の特産品で、甘みが詰まっているのが特徴です。参加者の方も「つまみ食いが止まらない~甘い!」と驚いていました。

そんな都農町自慢の新玉ねぎとトマトを使って「新玉ねぎがしゃきしゃき甘い贅沢酢豚」

「ミニトマト、クレソン、お刺身の和え物」を作りました。

ミニトマトがお出汁⁉和えるだけのお手軽レシピ

「ミニトマト、クレソン、お刺身の和え物」はミニトマト、クレソン、鯛のお刺身を使った和え物。このレシピのポイントはトマトの切り方。ヘタの部分と並行に切ることで、トマトのから出汁が出やすくなるそうです。食材全てを塩こんぶとオリーブオイルで和えて、完成です。都農町産のミニトマトが甘くおいしくて、作っている途中、私の息子も思わずつまみ食い!(笑)

お魚は、鯛以外の白身魚やいかにも合うそうです。クレソンも、ネギや大葉などに変えても美味しくいただけます。参加者の方からは、パスタにも合いそう!との声もあり、アレンジ力抜群なレシピでした。

新玉ねぎがしゃきしゃき甘い贅沢黒酢酢豚

 「新玉ねぎがしゃきしゃき甘い贅沢黒酢酢豚」は都農町の農家さん、薄田(すすきだ)さんの新玉ねぎを使ったレシピです。ポイントは、酢豚の衣に小麦粉ではなく米粉を使うこと。お肉に米粉を先にまぶし、その後片栗粉をまぶすことで、お肉がサクっとジューシーに仕上がります。米粉は唐揚げの粉としても代用でき、今井さんの必須アイテムだそうです。

新玉ねぎはもともと甘いのですが火を通すことでより甘味が際立ち、ジューシーなお肉とマッチしとても美味しかったです。参加者の方も「薄田さんの新玉ねぎの白くてきれいなこと!切るとフレッシュな玉ねぎの香り♪」「少ない油でこんなに美味しい酢豚ができるなんて!」との声をいただきました。

 楽しく!自分らしく!を大切に。農業を楽しむすすきださん

SNSやデザインにも力を入れて、常に新しい売り方を模索されている薄田里実さん。お名前を聞くと、「おいしくない実の里実です。」と自己紹介してくれるとてもチャーミングな方です。以前は、保育士として勤務しており、結婚を機に旦那さんの実家である都農町へお引っ越し。旦那さんのおじいさんが農家だったため、薄田さんも農業の世界に飛び込みました。

はじめは慣れない畑仕事に苦戦しましたが、地元の直売所で初めて自分の野菜が売れたのがとてもうれしく、農業に目覚めたそうです。そこからはより多く売れるためにシールを作ったり、自身の畑の前に直売所を作ったり、SNSでの発信をしたりと、農業に携わること9年間、新しい売り方を模索されています。

 薄田さんおすすめの新玉ねぎレシピは、新玉ねぎを丸ごとラップで包み、電子レンジで500W、4分ほどチンし包丁で切り目を入れ、その中にバターを適量。出汁醤油をかけて完成です。薄田さんいわく3から4個はペロリと完食でき、血液サラサラ、血糖値も下げるレシピだと教えてくれました。

薄田さんおすすめの新玉ねぎレシピは、新玉ねぎを丸ごとラップで包み、電子レンジで500W、4分ほどチンし包丁で切り目を入れ、その中にバターを適量。出汁醤油をかけて完成です。薄田さんいわく3から4個はペロリと完食でき、血液サラサラ、血糖値も下げるレシピだと教えてくれました。

町おこしが生んだ名ワイン。世界に愛された都農ワイン

今回特別ゲストに、都農町自慢のワイン「都農ワイナリー」から、醸造家 赤尾誠二さんにも料理教室に一緒にご参加いただきました。今回作るレシピに合うワインを、赤尾さんに選んでもらうことに。

宮崎県はワインと縁がない土地に思われがちですが、実は全国6位のぶどうの産地です。当時町おこしの一環として始めたそうですが「田んぼに木を植えるなんて」と揶揄されたそうです。雨の多い宮崎県では、ワイン造りには向かない環境と言われていました。そんな逆境に負けず、あえて、宮崎県の気候を活かした栽培を成功させます。街の人の、たくさんの苦労と情熱が詰まったワインが「都農ワイン」なのです。今では、世界最大級のワイン品評会で何度も賞を受賞するほど、クオリティの高いワインが生み出されています。

そんな都農町が誇る名ワインから、それぞれのレシピにおすすめのペワインをセレクトしていただきました。

「都農ワイン」赤尾さんおすすめ、都農町のレシピ×都農ワイン

●ミニトマト、クレソン、お刺身の和え物×牧内アンウッディドシャルドネ

「アンウッディド」=樽を使っていない、「シャルドネ」=白ワイン用のぶどうという意味です。樽を使ってないからこそ、シャルドネの持つフレッシュさやフルーティーさを楽しめます。「親しみのあるワインを」との思いで作られたワインです。やさしい甘さの白ワインになっているので今回作った昆布締めのお魚、甘みのあるミニトマトに合うと感じたそうです。またクレソンがアクセントになりワインを引き立ててくれます。その他お魚やお酒のおつまみに合うそうです。

●新玉ねぎの甘さ際立つ贅沢黒酢酢豚×牧内マスカット・ベリーAエステート

黒酢と赤ワインは相性がぴったりだそうでこちらの赤ワインをセレクトいただきました。

黒酢と酢豚で優しい印象、新玉ねぎの甘く優しい味わいを考え、渋みのおとなしいこちらの赤ワインを選んでいただきました。マスカット・ベーリーAエステートというぶどうは食用のぶどうでもあり、そのまま食べても甘くておいしいそうです。お味噌や出汁にもよく合い「和」のお料理にもマッチする赤ワインです。「和の調味料に合う赤ワイン」で赤ワイン苦手な方にもおすすめです。

赤尾さんからの豆知識なのですが、渋みが強い赤ワインは、味の濃ゆい料理。逆に渋みが弱い赤ワインは味の薄い料理が合うのだそう。

都農町自慢のワイン。こちらでは紹介しきれないくらい魅力的なワインがいっぱいありました。赤尾さんをはじめ都農町が生んだ自慢のワインをぜひ試してみてください。(都農ワインのオンラインショッピングはこちら。)

親子で挑戦!都農町のオンライン教室

 今回、私は子どもと初めてのオンライン教室でした(都農町での現地参加)。子どもと一緒に食材を切ったり、焼いたりと、家では普段中々親子で料理することができないので、親子時間を満喫できました。途中、ミニトマトのおいしさにはまり息子のつまみ食いが止まらなくなり、料理に使うときに無くなりそうになりましたが、皆さん暖かい目で見てくださり助かりました・・・!教えて頂いた、メニューのアレンジ力も抜群!家に帰って冷蔵庫にある食材で早速家族に作ってところ、お肉がやわらかくておいしいと褒めてくれました。

参加者の方も「元気をいただける料理教室。また参加したい」、「今井先生のふんわりした雰囲気が素敵」など、温かい声を頂いており、徐々にリピーターの方も増えてきています。都農町の魅力たっぷりな食材と、今井先生のアレンジ力抜群なお料理教室。皆さんもぜひ、参加されてみませんか?

次回のお知らせ

毎月開催しているお料理教室、次回は6月12日土曜日開催です。

都農町で収穫された梅を使って、「梅酒又は、梅シロップ」の作り方を紹介していただきます。次回は2部制での実施です。昼の部は10時から、夜の部は21時から、昼の部は賑やかに、夜の部はムーディーに皆さんとの会話を楽しみながら作っていきます。

夜の部では、今井先生のご友人でもあり、モデルとして活躍中の小日向しえさんが梅仕事仲間として参加予定。梅が大好きなしえさん。 初めての梅仕事を皆さんと一緒に行います。 今井さんと梅にまつわるお話を繰り広げていただきます。

次回もお楽しみに!

※6月分は実施終了いたしました。7月のレッスンは、7/31(土)、シャインマスカットとゴーヤを使ったお料理教室を予定しております。

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